救急隊員の患者さんに聞いてみました2

続いて不搬送事案というものに遭遇したことがあるのかを聞いてみると、今は詳しく答えられないが6つくらいの条件が揃うと不搬送事案ということで運ばないままになるケースもそれなりに遭遇しているということでした。
死後からの時間が経過していて蘇生の可能性が認められないケースが不搬送事案なのでしょうが、救急車は生きている人を運ぶのが仕事ですからそれはわかります。あるいは事件性が高く、現場では死亡確認ができないだろうケースも救急車なのでしょう。
では、親父の場合は近くにかかりつけ医がいて午前中の診療が終わったなら死亡診断書を書くために来てもらうことができたのですけど、かかりつけ医がいなかったり死後数日が経過していたならこれは病院で書いてもらうしかないのに救急車で運んでもらえないとなると、どうなるのでしょうか?そこまで立ち会ったことがないので知らないとのことでしたが、病院で死亡が確認できたものは霊柩車で自宅へ戻るものでありそれに準ずるのではないかということでした。自家用車で勝手に遺体の搬送はできませんから、やっぱりそういうことになるんでしょうね。