呼吸も自然体であるべし

前エントリーで書いた呼吸徒歩瀉手法を連動させることですけど、呼気と軽擦を連動させることに気づいたなら、最初はいよいよ手技に入るという取穴ができた段階で大きく息を吸い込んでいました。
「かなりシャープな脈状になるなぁ」というのが一人で臨床をしていたときの感想だったのですけど、研修会で確認してもらうと思い切り息を吸い込んでいるときには脈状がとても細くなり、逆に患者さんの気を取ってしまっていることが判明してしまいました。大失敗であり、だからこそ研修会は必ず必要なのです。
それで取穴に入る直前に思い切り域を吸い込んでから軽擦・取穴・手技というようにしていたのですけど、脈状は太くできるのであり成績も悪くないのですが柔らかな脈状が作りにくいとは感じていたのでした。呼吸も自然体であるべしということに、やっとたどり着いたというところでしょう。