熱中症の治療、もう一歩踏み込みが足らなかったかも?

うーん、失敗だったかどうかの判断は難しいのですけど、昨夜に帰宅すると高校3年生の娘が学校で腹痛を起こしてうずくまっていて、迎えに来てもらったというのです。
すぐ脈診をすると生理痛ではなく、明らかな熱中症です。心経の少府から瀉法をして、すぐ体温も下がり倦怠感も頭痛もなくなり、腹痛も夜中には回復するだろうということで治療を終えておきました。
ところが、今朝になってです。体調そのものは回復しているのですが腹痛がまだ残ったままだというのです。一学期も終盤ですし気温も高いので学校を休む方がいいだろうと提案するのですが、受験のために出かけたいといいはります。10円玉で軽く治療はしておきましたが、きれいに腹痛が回復してくれているか。
それよりも立秋が8月7日ですから、連休明けからは土用として時邪を捉えるべきとは考えていたのですけど、治療室へ来てみると全員ではないものの脾経の反応のほうが強くなっています。太白を使っていたなら、腹痛もきれいに回復できていたのだろうか?