“acu zone治療”からヒントを得て

 ”acu zone治療”は、簡単に表現すれば脳神経十二本の延長上で痛みや障害を除去していこうというもので、頭部や顔面にて足の経穴と25カ所しか用いないものです。刺鍼は浅く、刺激は患者にはわからない程度ということです。
 着目したのは、頭部の経穴を用いているという点です。邪論を実践するようになり「何かもう一つ足りない」と感じたとき、本治法のみでは細かな邪が取り切れないのですべての陽経が通過している首へ邪専用ていしんを加えて飛躍的に効果が増大したのですけど、数が必要でありまだ一工夫足りていないとも感じていました。
 小児鍼では普通に頭部へ施術を加えているのであり、めまいの場合も集毛鍼をしたりなどで非常に気持ちがいいのですから、どうして頭部へ施術をしてこなかったのでしょう?とても気持ちいいのであり、「頭がすっきりした」という声を連発で聞いています。
 施術そのものは大正解ですから、次はドーゼの決め方であり施すタイミングを見極めていくことです。

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