脈診があればもっと簡単なのに

 バセドウ病は「にき鍼灸院」では頻繁に遭遇する疾患で、一ヶ月の間に新患さんは一人以上あります。つまり、少なく見積もっても年間20人くらいは新しいバセドウ病と遭遇しているわけです。
 午前中に「子育てから疲れが蓄積してしまい強い倦怠感をなんとかしてほしい」と来院された新患さん、毛穴も開いており「これは疲れているなぁ」というのが脈診するまでの印象だったのですけど、脈状から一発でバセドウ病だと診断できます。
 今朝に聞いていた「医道の日本」の記事、執筆されている先生は洞察力が鋭く症状の現れている箇所のみに注目することなくあらゆる方面から検討されて絞り込み方が合理的だと感心はしたのですけど、脈診があればもっと簡単なのにとも思っていた実例でした。

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