ウクライナからの生情報を聞いて

昨日のラジオで、ウクライナの現地に入っているフリーカメラマンからの生レポートを聞いていたのですけど、まずはキーウ(キエフ)の市内だと社会生活が戻りつつありホテルでは贅沢さえ言わなければ暖かな食事などサービスが行われているというのには、少々驚きでした。
携帯電話網が途切れていないというのが市民から生情報が上がってくる原動力であり、wifiも生きているというのは首都の陥落を諦めさせるほど鉄壁の守りになっている感じがしました。ウクライナ国民の誰に聞いても「負けない」「絶対に勝利する」という言葉しか出てこないそうで、ロシアからの侵略について他国よりずっと真剣に考え準備がされてきたのだとわかると同時に、楽観的に「21世紀になって侵略戦闘はありえないだろう」と思っていたことを恥ずかしいとも思いました。
今後は戦闘地域が東南部に集中する予想なのですけど、一ヶ月経過したのでロシアがドローンなどへどれくらい対策ができてしまったのかが気がかりなところです。単純な戦力だけで言えばロシアがまだ優勢ではあるのですけど、この間に欧米からの追加平気や先端技術も持ち込まれたでしょうから、空中戦だけであっさりロシアが抑え込めれば旧共産圏というものが消滅して新たな世界秩序が生まれると期待できるのですが…。