シンスプリントの治療ポイント

学生が部活で故障をしてシンスプリントを起こしてくることは珍しくないのですけど、実は数年前まで治療可能ではあったもののすぐ著効が出せない苦手意識のあるものでした。
治療技術の獲得にはひらめきから即実行をしてというものも中にはありますけど、いくつかの症例を比較させてもらって重複するポイントを見つけどのように処置すべきかを検討したものが、やはり多いです。シンスプリントについても比較検討をして、胞肓から小野寺臀点あたりの反応だということを見つけ出しました。
これがわかってからは下腿には一切鍼をせず回復させています。ここ最近の女子高校生や男子中学生もそうです。そして本日の治療中にビデオ撮影のアイデアを考えていたのですけど、毫鍼で陰茎の流注上を深く刺鍼したり置鍼したり、これでは回復しないだろうなぁと助手時代の苦い思い出が蘇ってしまいました。