早速に脈状から隠れ熱中症が発見できました

本日もまた隠れ熱中症がいきなり飛び出してきたのには、驚かされました。先日に確定できた脈状から、いきなり診断できたのです。
本人の訴えとしては一週間くらい前より首から背中までの痛みがあるということで肩こりがなんだか取れなくなってしまったということだったのですけど、頭重については最初言われませんでした。全身倦怠は少し言われましたけど、痛みの方を強く言われます。
ところが上昇してくるスピードは早いのに下降するスピードは普通であり、不整脈のようなリズムそのものが狂っているわけではないのですが音痴の脈状!?顔面に手を近づけただけで熱を持っていますから頭重を尋ねるとしっかりあるということなので、これで隠れ熱中症が確定です。
治療は男性ですから左治療側で、心経の少府への瀉法、これ一発です。新患さんだったので最初の説明にキツネにつままれたような顔をされていましたけど、本治法から半時間近く休んでもらったなら全身の熱が抜けて倦怠感もなくなっていたのでこのあたりから本気になってもらえました。